さくチラうら

さくさんのチラシのうら

三十路手前の男が「男の方のアイマス」に沼った話

皆さんお元気ですか。新年度始まりましたが、Pの方は3rdライブ静岡の円盤楽しんでますか。大丈夫ですか。2日目で内田雄馬さんが時を止めましたが、そのシーン再生しまくってタイムパラドックス起こしてませんか。大丈夫ですか。もう4月ですよ。

まぁ何の話かというと記事タイトルの通りなのですが。
この前315プロダクションのプロデューサーのフォロワーさんとお話をしてまして。
よく挙がるのが「アンタいつの間にそんなにアイマスにハマってたの!?よりにもよって男の方?なんでSideMに?」という話題。

一番最初にアイドルマスターSideMに触れるきっかけになったのは2017年の年末くらいだったかな。友達にアスランPの女性がおりまして。その子にアニメのS.E.M回を見せてもらって、あのダンスを見て何かと度肝を抜かれて興味を持ったことです。AAAAAAA。

細かい話の流れは覚えてないけど、元の話題は「俺がここ数年刀剣乱舞にハマってるから男性声優さんの方に興味がー」みたいな話をしてたんだったかな?
それならってことで刀剣乱舞では刀剣男士の堀川国広を演じてる榎木淳弥さんがいる(そしてダンスがアレな)ユニットのS.E.Mを教えてくれたんだっけ?曖昧だけど。

最初はダンスが特徴的で面白いってこと、そして詳しく聞くと割といい年齢の元高校教師3人のアイドルユニットっていうところで興味深さが増してネタのつもりでStudy Equal Magic!を覚えてカラオケで歌ったりしてました。

次に、大きな転機となったのは2018年の春。その子に3rdライブの幕張2日目のライブビューイングに(半分アッシー君(死語)(平成すら終わる)として)誘ってもらったのです。
話が前後してしまいますが、先述のS.E.Mのダンスを見せてもらった時点でのアイマスSideMに対する認識は「男のアイマスがあるんだっけ?なんか昔(いろんな意味で)界隈を騒がせたJupiterとか、りっちゃんの弟の女装アイドルが男のアイドルとして出てきてるんだっけ?」程度です。間違ってますね。一応作品としては最初のアイマスだけはちょこっと知ってたくらい。765プロのね。
ついでに言うと、自分は歌手の方とか声優の方のライブってライブビューイング含めて行ったことないんですよね。フェスだとかラジオの公開録音とかトークイベントとかはあるんですけど。正直、ああいう場に行くと他のファンが気になってしまうのと、曲聞くだけならCDでいいしー行くのと帰るのがめんどくさいしーお金かかるしーみたいな感じの感覚だったんですよ。
それでもその時の自分は何故か二つ返事で「行ってみる!」と答えました。ライビュって触れたことない文化だったし、会場も車で行けてそう遠くないし、ものは試しだと思ってね。あと暇だったし。

誘っていただいたタイミングが確かライブまで2週間もないくらいの時期だったので、試聴で気になった数曲の予習をしただけのほぼパンツ一丁みたいな状態で、来る2018年2月4日、歴戦のP様方の言葉を借りれば、“アイマスSideMを浴びて”きました。

はい。

グッと引き込まれました。魅せられました。見えてしまった。輝きの向こう側へ行く彼らが。

その日を境に自分の中で何かがはじけ、気づけばiTunesで曲を買いまくるようになって、通勤の時に音楽プレーヤーで聴く曲がSideMづくしに。もうこの時点で完全に声優さんたちとアイドルたちのファンですね。ちゃりんちゃりん。ホリエルのほくそ笑む顔が見えるわ。ちくしょう。くやしい。

人知れず徐々に染まっていき、貸してもらった2ndライブのブルーレイを擦り切れるほど観て、その誘ってくれた子と3rdライブツアー最終公演の静岡2日目も一緒に行く予定だったのですが、なんかこう抑えられない何かが湧き出てきて一人で静岡1日目のライビュに行くようになり。その後はアニメも一気見してFive-St@r Party!!にもライビュにて参加。

そして、2019年の3月のプロデューサーミーティング3日目のライビュ。愛知県みよし市。MOVIX三好のシアター11。29歳独身会社員。
去年のようにすみっこの席で大人しく座って「俺は声優さんたちのパフォーマンス見たいだけだし、立ち上がってコンサートライト振ったり、コールしたりするつもりは別にないかな」などと語っていたかつての姿はなく、Beitのエコバッグをひっさげて会場へ向かい、前もってカラーの設定をしたミックスペンラProを振り、立ち上がってコールするSideMおじさんと化した男の姿があったのです。

 

自分でも不思議です。何が自分をそこまでにさせたのか。逆に自分にそこまでさせてしまうアイドルマスターSideMとはそもそも一体何なのか。魅力は何なのか。ちょっと冷静になって考え直してみたのです。

まぁ長くなってしまったので僕の身の上話はこの辺にしておくとして、自分がアイマスSideMの世界のどこに魅力を感じたのかをつらつら書いていこうと思います。
(ここから自分語りと謎の語り成分がウザいくらい含まれてますので、「あ、コイツだめだわキモいわ無理だわ」って思ったらそっとこの記事から離れてください。こんな記事読まずに円盤観よう。)

 

まずは315プロのアイドル(キャラクター)達について。
スマホゲームの方は全然進んでないので、主にアニメ、ワケミニアニメとかの印象になるのでご了承ください。)

 

 ・キャラがキラッキラしすぎてなくてとっつきやすい
自分が勝手に抱いている男性アイドル物の作品のキャラクターのビジュアルって、色とりどりの髪色。どうやってセットしたの?っていうような髪型。やけに大人っぽい雰囲気。でも未成年。顔もシュッとしてて。立ち上がればアイドルというよりモデルのように細くて足長い。かつ脱げば筋肉質。ド派手な衣装も着こなして…っていう感じだったんです。僕はそういうのも好きなんですがね、戦闘力高そうで(?)
しかしこの作品、ライブの衣装はもちろん派手なのもあるんですが、よく目につくのは白衣やらコンビニの制服やらブレザーやらラーメン屋のTシャツやら。あとは微妙なセンスの普段着…普通の人かよ!!みたいなね。まぁ実際アイドルになる前はほとんどみんな普通の人なんだけど。
…そうなんです。男キャラたちに大げさなキラキラ感がない。もちろんかっこいいんだけど、割と普通な見た目のキャラが多い。はっきり言って地味っていうのが最初の印象でした。こういういかにも女性向け!っていう雰囲気もないからこそとっつきやすかったのかもしれないです。

 

・理由(ワケ)があるこそのキャラの芯と人間味が見えやすい
さっきの話の続きになりますが、普段の姿からアイドルとなった彼らの姿を見たり歌を聴いたりしつつ、過去について知ることで抱えてる理由(ワケ)を理解できる。それもあって内面からカッコよく見える。理由あってキラキラできなかった人たちがキラキラしていく過程が見える。

アニメで自分が好きなシーンの一つに、最初はネタとして見てたS.E.M回のものがあります。予備校のイベントのライブだっけ?(間違ってたらすみません)で曲を披露するわけだけど、まず3人がそれぞれ一人ずつ受験生にメッセージ送りますよね?そしてあの振り付けも、アルミホイルと揶揄される衣装も、教師として学生たちを導くのではなくアイドルになって学生を導くためなんですよね。いい歳の大人たちがあんなギラギラの衣装着て一生懸命歌って踊る。それを見せて興味を引いて面白がられて、でも元教師という経験を生かしてしっかり言葉や歌で学生たちを楽しませて応援してメッセージを伝えて、導く。
元教師だからこそ伝えられるものがある。元教師だからこそ伝えるメッセージが重くなる。聞く人に響かせられる。
ゲームのキャッチコピーの「理由(ワケ)あって、アイドル!」。まさしくそうですね。特に硲さんは教師という立場で生徒を導くことにちょっと限界感じていた節もありましたよね。S.E.Mに限らずですが、その理由アリだからこそアイドルとして頑張る、頑張れる。
理由を抱えているからこそ皆がそれぞれ持つ魅力があり、それが増していって魅かれてしまう。そう感じました。

で、もちろんS.E.Mのライブシーンも好きなんですけど、実はもっと好きなのはその後。そのライブ、確かドラスタの3人、Beitの3人、ハイジョの5人と北斗が見に来てましたよね?
帰り道でライブがすごくて感動で泣いてしまった“高校生の”隼人。その後に大人(心は10代)の輝も、うおー!ランニング315周だー!とか言ってたけど、あの2人は先生という人を導く立場だった人のステージを見て、同じ事務所のアイドルとしてだけじゃなく、ひとりの人間として言葉・パフォーマンス・頑張りに触発された部分もあったんじゃないかとか深読みしてみたり。そういう感情がでてきて、みんなの前でそれを表に出すっていうのすごく人間味があっていいなーと。

で、一方同じ事務所の仲間たちにも大きな影響を与えた当の本人らは、エンディングの映像にてスーパーで買い出しして次郎さん家に集まって缶ビールで乾杯して、その後3人とも潰れて寝てるっていうことが確認されましたね。
ええ、思いました。お前ら普通の人かよ!!と。
そこもまた魅力的な人間味なんです。そうです、普通の人なんです。そこが好きなんです。

 

・キャラクター、ユニット同士の大人な関係
いやらしい意味ではなくてね?大人(子供もいるけど)特有の近すぎず遠すぎず、みたいな関係性です。
自分が印象的だったのは、この作品のセンターユニットであるDRAMATIC STARSの3人。「え、一応主人公的ポジのキャラがいるユニットなのに互いを苗字で呼ぶの?」っていう感想が出てきました。まぁそこは薫の性格の部分もあるだろうけど。
さっきのビジュアルの件といいこっちも偏見に近いイメージですが、だいたいこういうキャラ達って互いを下の名前で呼び合ったり、いつの間にそんなに仲良くなってたの?みたいなキャラ同士の仲良し描写がされるもんだと予想してたんですよ。それがいい意味で裏切られまして。苗字で呼び合うってなんかリアル感ありますよね。
同じユニットとか違うユニットとか関係なしに年齢が近い人同士で普通にタメ口でしゃべってたり、年上の人相手には敬語でちょっと敬う部分もあるし。でも上下関係みたいなのは感じさせない。
そしてアイドルとしての彼らは、相手のユニットに関してはあんまり干渉する感じもなく、かといって繋がりが希薄というわけでもなく…っていうキャラたちの距離感が非常に心地いいです。そして牙崎漣とそれを連れてきたプロデューサーはいろんな意味で天才。

個人的に輝と冬馬の「天道さん!」「冬馬!」みたいな関係は結構好きです。
年齢は輝が上だけどアイドルとしては冬馬が先輩。でも先輩の冬馬は自分に対して奢らずに同じ事務所のアイドルとして目線は合わせて、かつ年上相手だから一定の敬意を払ってる…んだけど、時たま張り合ったりする。なんかこう男子同士って感じがして良いと思います。

ちょっとアレな話ですが、発表当初、SideMは一部の人からホモマスなんていう呼ばれ方してたの覚えてますけど、逆にそういう要素がほっとんどない気がしました。

 

・自分と近い年齢、そしてちょっとだけ似た境遇
タイトルにある通り自分は現在30歳直前でして。平成の最初に生まれて、平成が終わってから三十路迎えるという。
まずびっくりしたのはアニメ見始めた当時、主人公が自分と同い年の28歳ということです(あとヒゲも)。年齢高いなーと思ったら、輝だけが高いのではなく、30代も数人いるし、自分と同年代としてくくってもよさそうな20代後半のアイドルも多かったのも衝撃です。
自分は作品に対して結構感情移入する方なのですが、二次元の話とはいえ年齢が近いほうが感情移入しやすいんですよねやっぱり。

更に奇しくもアイマスSideMに触れた頃、自分はいろいろあって前の仕事を辞めて、役所で契約職員として働きながら転職活動していたのです。315プロの彼らほど大きな理由を抱えているっていうこともないので似てる境遇なんて言うのはおこがましいのですがね。
結果、自分はなんとか就職できたわけですが、前職とはまったく関係のない新しい仕事に就いています。そういうこともあり余計にシンパシーを勝手に感じていました。

 

次に、中の人たち関連でSideMの好きなところ。

・声優さんたちのポテンシャル
これ言うと怒られるかもしれませんが、声優さんの生歌って全然期待してなかったんです。ごくたまに歌番組とかライブ、フェスの中継とか見ると、会場だとか音響の問題もあってかポテンシャルを出せておらず、歌を聞いてると「ん?」ってなることがよくあったんです。さっき書いたライブとかにそんなに行きたいと思ってなかった理由の一つでもあります。
なのですが、これがまた結構うまいんだ。アニメや曲で聴いてる声で、それをCD音源そのまま歌ってくれてるような。
この人たち、ほとんどが本職が声優でナレーションやったり吹き替えとかゲームとかアニメとかで登場人物に声当てたりするのが本職でしょ!?なのになんでこんな歌って踊れるの!?と驚いたものです。

ダンスに関してはアイドルのライブというものをあまり見ないので自分は上手いか下手かはよくわからないのですが、少なくとも下手だなとは1ミリも思わなかったですね。普通に上手いほうなんじゃないかなと。
それに見ているとマネしたくなるキャッチーな振りが結構あって好きですよ。アニメで見てたダンスをそのまんまやってくれてたりして嬉しいですよね。

あとは驚きの声量でキャラのセリフ叫んだり、ステージ走り回ったり、Pたちをあおったり、歌って踊ってる最中にカメラが来たらウインクしたり手振ったりファンサービスもして…そのポテンシャルの高さに驚かされました。

 

・キャラクターとの融合、キャラクターを宿す力
この作品に限らずですが、アイドルの役を演じている声優さんがステージに立って、声優ではなくそのアイドルとしてパフォーマンスをするっていうのがどんなものなのかよくわからないままでのライビュ参戦でしたが、実際に見てみて「ああ、そういう感じなんだ」とすごく納得してしまいました。アニメ見てキャラについて知ってさらに納得。

当然キャラクターの声優なので声は同じなのですが、我々は三次元の人間ですから二次元のキャラクターにはなれないです。でも髪型とか身に着けるもので寄せてくれてますよね。でも違うんです。そこの意味で納得したんじゃないと思うんです。
声優さんたちが自分が演じているアイドルとして振舞ってくれてるんです。宿してくれてるんです。315プロのアイドルが頑張ってるのと同じように全力で頑張ってくれてるんです。その気持ちでパフォーマンスを見せてくれる。ステージに立っているみんなが。手を取り合ってとても楽しそうに。それが見えたからこその納得。

いわゆる2.5次元のミュージカルとか舞台で、メイクも衣装も立ち居振る舞いも完璧な役者さんたちがいっぱいいますよね。その時よく「二次元から出てきた」って表現しますよね。
でもこれはまた別のベクトルだと思うんです。あのアイドルたちは二次元から出てきたというより、この「ライブが始まる前まではただのイベント会場、映画館」という三次元の空間を、限りなく二次元に近い空間に創り変えて、見ている我々をそこに引き込んでくれているんだなと思いました。だからこそ、「アイドル」ではなく「アイドルしてる声優」が歌っていることで初心者でもスッとその空間に馴染めたのだな、と。
これがガッチガチにキャラに寄せられていて、既に二次元の空間が出来上がってしまっていたらその空間に入れずに理解が追い付かなくてここまでハマれなかったような気がします。

そして、これはアイマス作品全部だと思いますが、我々をちゃんとファンではなくプロデューサーととらえ、アイドルとして頑張っている・成長している姿を見せてくれて声をかけてくれているんだなと強く感じています。初めてライブ見たときの納得した理由のひとつだったのでしょう。

  

・同性だからこそ尊敬してしまう
正直、自分の中でこれが一番大きいと思う。キャラだけじゃなくて声優さんたちも自分と同年代の方たちも多いんですよね。皆こんなことできるのか、スッゲーな…と、同じ男だからこそ自分が小さく見えてしまうくらい。そして同性だからこそ、憧れてしまいました。こんな歌うまくて、演技できて、ダンスできて、輝けるかっけー人間になりたかったなーなんて(もちろん相当な努力あってこそのカッコよさってのはわかってますよ)。

それと、男性としてかわいい女の子のアイドルが歌って踊っているのを見て楽しんで応援したい!っていう気持ちはありますよ。ただ、自分の場合やや雑念が絡むんですよね。やっぱり異性なのでね。そういう雑念が絡む"好き"は結構飽きが早く来るんですよね。そして「次は何してくれるんだろう」という楽しみから「次はこれをやってほしい、これはやめてほしい」っていう要求をしてしまうようになりがちなんですよね。

やっぱりそういう気持ち抜きで純粋に応援できるのが楽しいです。自分は同性に恋をするタイプでもないので、単純にカッコいい!!って思えますから。

 

これが中の人たちを見て感じたことです。 

 

最後に、ライブを観たおじさんが抱いた315に間違った感想と沼った理由。

初ライビュ参戦時の話に戻ります。
アンコールからの曲披露、声優さんたちの最後の挨拶が終わり、映画館の照明がつき、

アイマス最高!!」。

時間が過ぎるのがあっという間でした。


先ほどにもあったように、最初の感想は

「凄かった!!超楽しかった!!」

でした。素直な感想です。

 

しかし、次に出てきた感想。

 

 

「俺もアイドルになりたい」

 

 

何を言っておるのかと。わかってます。自分でもわかってますよ。間違ってる感想だと。ごめんなさいホント。
我々の見えないところで過酷であろうレッスン、リハを繰り返し、ステージの上で全力でパフォーマンスをする。それによって大勢の観客たちが魅了されて大いに沸き立つ。みんなを笑顔にさせる。夢中にさせる。
ホントにかっこいいな。さぞかし大変だろうけど楽しいだろうな…俺もそんなふうになりたいな…と勘違いを起こさせたのです。

さながら、Jupiterのライブを観た弁護士の天道輝さんのような気持ち。

わたくしなんぞ、歌も歌えず踊りも踊れなけりゃ特技もない、小太りで目つきも悪く、爽やかさのかけらもないオッサンなのです。ええ、最近は頭頂部の防衛力もやや勢いを落とし、おでこの方は左右の生え際がわたくし自身の前進に追い付いてこれなくなりそうな予兆さえあります。つらい。
そう、ステージに立って輝いていた彼らとは真逆の存在なのです。
そんな自分さえも照らしてくれたから影響されたのでしょうね…

それでも、そんな自分でもPの友達やフォロワーさんが仲良くしてくれる。ライビュ会場に行けば隣の席のPさんが声をかけてくれたりする。
ライブが始まってしまえばみんなステージに夢中。帰り道は感想を語り合うのに夢中。家に帰ってきてTwitterで感想や振り返りがどんどん流れてくるのを見るのに夢中。次の日も曲聞いたり円盤観ればまた夢中になれる。結局ここまで書いてきたややこしいこと、理屈っぽいことが全部吹っ飛ぶ。プライベートでアレコレあったことも全部吹っ飛ぶ。

 

思いました。ああ、そうか。夢中にさせられることに理由はいらないんだな。

理由あってアイドルやってるアイドルをプロデュースして、その様々な思いを秘めてものすごく頑張ってくれてるアイドルたちが自分たちを楽しませてくれる。逆にPたちが何かしら抱える理由を全部吹っ飛ばしてくれるから楽しくなれるんだな。

 これが沼った、いや夢中になった理由だというのが自分の中での結論です。

ここまで駄文にお付き合いいただいてありがとうございます。
この約8000字のクソレポート、せっかく読んでいただいたのに結局2行でまとまりましたね。すみません。
同意しかねる部分も多かったと思いますが、一応僕個人の話ということで。

要は楽しいのです。アイドル、Pがみんないて、みんなで楽しめるんです。結局それだけです。ちょっと話は脱線するけど、声優さんたちの殺傷力抜群のファンサとか、SideMからの重大発表とか増元さんの一挙手一投足とかで奇声を上げて死んでいくPさんたちいっぱいいますけど、僕はそれ大好きですよ。大いに感情をむき出しにしちゃっていいと思う。ホントに。

というわけで、3rdの幕張と静岡のブルーレイ買ったけど、ほかの会場のも観たくなってきて財布と相談してるへっぽこPでした。

 

 

あ、あと、ホントに最後に。

 

雑念はないと言ったな。

 

すまん。嘘だ。

 

 

ピエールとお風呂入りたい。